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勃起持続が治まらないのは異常?

勃起が治まらない症状は勃起持続症とも呼ばれる病気であり異常な現象です。
勃起持続症の定義としては、性欲がないにも関わらず勃起が継続して起こり元に戻らない状態であることになります。
ただ勃起は必ずしも性欲によってもたらされるものではありませんから、生理現象の一種としてもいえます。
長時間の勃起はペニスに対して重大なダメージを与えることになり、そのような症状が出た場合には適切な対処を行わなければ取り返しのつかないことになります。
基本的には6時間以上その状態が継続すれば勃起持続症と判断されますが、痛みを伴う場合のケースと痛みを伴わないケースがあります。
痛みを伴うような場合には4時間以上の症状でペニスに対して障害が出る場合があり適切に対応しなければなりません。
そもそもペニスが勃起するのは陰茎海綿体と呼ばれるスポンジ状の部位に血液が流入することによってペニスの体積が増えるというものです。
この際には送り込まれる血液は動脈からやってきて、送り出される血液は静脈へと入っていきます。
普段はペニスに達する血管は閉塞されており必要最低限の血液しか流れ込んでいませんが、性的興奮などを受けることで、閉塞が緩み血液が流入するというものです。
勃起が治まらない状態としては、血管が閉塞されないことで流入が続くケースと静脈が閉塞し血液が上手く体内に戻らない場合です。
この血液が戻らない状態は長時間続くと虚血と呼ばれる状態になり、発症から6時間が経過すると細胞が壊死しはじめるため致命的な障害が残るリスクがあります。
このような状態になる原因としてはED治療薬の服用のほか、そのほかの病気が関係していたり、強打することでも発生します。
勃起が治まらないような場合の対処法は残念ながら泌尿器科など病院で治療してもらうことです。
この場合には陰茎海綿体に針を刺して血液を抜き、血管収縮薬の注入などが行われます。
それでも改善しない場合には瀉血手術を行うなどペニスにかかる圧力を逃すような治療が行われます。
いずれにしても痛みを伴う状態で勃起が一向に治まらないといった場合には明らかに異常ですから病院で適切に治療をしてもらう必要があります。

4時間以上勃起が継続したら病院へ行く

EDで悩む人にとっては、勃起がなかなか治まらないと聞くと羨ましささえ感じてしまいますが、勃起持続は決して楽観視できる病気ではありません。
陰茎海綿体には、勃起していない状態の時でも当然血液が流入しています。
血液は私たちの細胞が機能を維持するために必要不可欠な存在であり、仮に血液が届かない虚血状態が長時間続けば細胞は大ダメージを受けてしまいます。
細胞が新陳代謝や老廃物の排出などを行うためには、血液によって常に栄養素や酸素などが届けられることが欠かせません。
仮に血液が届かない状態が継続すれば、細胞は次第に機能を停止して壊死していくでしょう。
勃起持続の場合もこれに近い状態になっており、長時間放置していれば壊死が陰茎海綿体全体に及んでしまいます。
そうなれば男性器は機能を失い、将来的にはEDになるリスクが生じます。
一般的に、男性器の細胞の壊死が始まるのは勃起持続開始から約6時間です。
6時間ぎりぎりまで様子を見ても良いというわけではなく、できるだけ男性器のダメージを少なくするためにも4時間を目安に考えてください。
4時間を超えた場合の勃起持続の対処法は、残念ながら病院へ行くことしかありません。
専門的な処置を受けるためにも、内科や外科ではなく必ず泌尿器科を受診することが大切です。
勃起持続が発症してから早期に治療を施せば、4時間程度であれば後遺症などを残さず改善できる可能性が高いです。
ただ、症状には個人差も大きいので、中には4時間でも壊死が始まってしまう人もいます。
勃起持続を診察してもらうのは恥ずかしさもありますが、時間が経てば経つほど危険な状態に陥ることを理解し、少しでも早く泌尿器科へ行ってください。

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